前回の記事で準備はできていると思います。
今回は、変数とリストの作成、初期化のプログラムを組んでいきます。
変数とリスト
◯✖️ゲームを作るにあたって、変数とリストを先に説明します。
変数とは・・・何らかのものを入れておく箱みたいなものです。自由にデータを入れたり、一時的に保存したり、いつでも参照できる便利な機能です。
リストとは・・・複数の変数を連続して並べたもの
まず変数を使って、『ターン』と『勝者』の表示機能を追加します。
ステージをクリック→変数→変数を作る→『ターン』を作成
同様に『勝者』も作成
ターン、勝者の横にあるチェックを外せばステージに表示されなくなります。
盤面を配置する為、リストを作ります。
リストを作る→『盤面』を作成
盤面が作成され、コードに新しくブロックも出てきました。
今回作った変数とリストについて
ターン・・・次の人が◯か×かを管理する為の変数。ターンの中には◯と×というデータが入っている。
勝者・・・勝者を表示する為の変数。○、×、なしのデータが入っている。
盤面は3×3マスの盤面を作る為のリストです。
データ初期化する為のプログラム
各スプライトに初期化のプログラムを組んでいきます。
これは○×ゲームを始める時に、各スプライト(ステージ、こま1、ターン)を
ちゃんと初期の状態に戻す為のものです。
まずはステージの初期化の設定をします。
ステージの初期化
先ほど作成した2つの変数とリストも初期化する必要があります。
簡単に説明すると、
○×ゲームの初期画面は
勝者→なし
ターン→×からスタート
盤面→白紙(なし)に戻す。盤面は9マスあるので全てをなしにします。

こま1の初期化
スプライトのこま1を選択します。
初期状態では盤面には何も表示されていないはずなので
こま1を白紙(なし)にする必要があります。
その為、下記のようにプログラムを組みました。
こま1のコスチュームは
○、×、なし
の3つがありますので、なしにすることで、盤面は白紙となります。
ターンの初期化
スプライトのターンを選択します。
初期状態ではターンは×から始まるので、×となっているはずです。
ターンを×にする必要があります。
その為、下記のようにプログラムを組みました。
ターンのコスチュームは
○、×、なし
の3つがありますので、×にすることで、ターンは×となります。
まとめ
今回は変数とリスト、初期化について説明しました。
変数とは・・・何らかのものを入れておく箱みたいなもの。自由にデータを入れたり、一時的に保存したり、いつでも参照できる便利な機能。
リストとは・・・複数の変数を連続して並べたもの。今回は3×3の盤面を作る為のリストを作成しました。
初期化とは
今回は○×ゲームなので、スタート画面の状態にすることになります。
各スプライトを初期の状態にする必要があるのです。
ステージ、こま1、ターンを初期の状態にするプログラムを今回は組みました。